このほど、国税庁より平成18年分の贈与税のデータが公表されました。
平成18年中に贈与を受けた人は、約37万人、前年に比べて約10%減少でした。 贈与財産額を種類別にみますと、土地6,801億円、家屋993億円、有価証券3,176億円、現金・預貯金8,858億円、その他446億円です。その他の財産以外は、いずれも前年に比べ減少しています。 しかし、贈与税額の納付税額は、全体として僅かながら増加しています。 暦年課税における、現金・預貯金の贈与を受けた人は、128,757人で、前年データより約22%も減少しています。 そうしますと、暦年課税における、不動産・有価証券の贈与税納付税額が増加していることが、全体の納付税額を引き上げていると思われます。 →よって、不動産等をお持ちの資産家の方が、積極的に暦年課税で贈与している!?→これも、格差社会といわれる一端を表してしているのでしょうか?
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