年末調整は、早めに準備しましょう2008.10.7
 年末調整は、毎月の給料などからの源泉徴収された税額と、本来1年間に納めるべき税額の過不足を精算する手続きです。
 今月ぐらいより、保険会社より控除証明書などが送付されてきます。必要書類を早めに社員に渡し、早めの年末調整の準備をすすめましょう。

ポイント@
年末調整の対象となる人、ならない人の選別をしましょう。

・扶養控除申告書を提出しており、1年を通じて勤務している、または年の途中で就職し、年末まで勤務している。
・本年の給与総額が2,000万円以下(超の方は確定申告必要)

ポイントA
必要書類を早めに社員に渡し、提出期限も早めに設定。

・途中入社の場合、前職の源泉徴収票が必要になりますので、その準備を依頼する。

・出産や子供の就職など、扶養家族の異動がないか再確認。
・家族の今年の所得金額を確認してもらう

ポイントB
確定申告が必要な控除については、その旨を社員へ説明する

・医療費控除
・住宅ローン控除
・災害や盗難などの雑損控除
・ふるさと納税など寄附したとき

ポイントC
今年度の改正点にも注意

長寿医療制度では、一定の要件を満たすと、生計を一にする本人以外の世帯主等からの口座振替が10月から可能になっています。支払った社員は、「保険料控除申告書」の「社会保険料控除」の欄に記入します。今年からなのでお忘れなく!
なお、長寿医療制度の保険料は、特に証明書等の添付は必要ありません。

 売掛金の回収漏れを減らす7つの良い習慣2008.10.1

売掛金の完全回収は、何より重要なテーマです。
売掛金の滞留が少ない会社に共通することは、日常業務において、売掛金回収のための基本行動が明確であり、習慣化されていることです。その良い習慣を取り入れましょう。

1、必ず注文書を発行してもらう

2、納品時に納品書を発行し、受領書をもらう

3、請求書は誤りのないよう確実に発行する

4、入金状況を常にチェックし、こまめに連絡をとる

5、定期的に残高確認書を送付する

6、集金日には必ず訪問する

7、全社一丸で回収にあたる

当事務所に残高確認書のサンプルがありますので、必要な方はご連絡ください。

 今月のことば2008.10.1
チャンスは周到な準備をした者だけにやってくる
   
     小柴昌俊 (ノーベル物理学者)

 リラックス情報 あしがらの日帰り温泉2008.9.19
 先日、リラックスを目的に、小田原市の隣の市、南足柄市にあります「足柄の森の温泉 おんり〜ゆ〜」http://www.ashigara-only-you.com/へ行ってきました。
 いつも情報源として利用してます、日帰り温泉ネットhttp://www.higaerionsen.net/ のレポートにて、なかなかの評価でしたので、安心して初体験してきました。
 大雄山の山並みの中にあります、大自然のなか、少し温めのお湯でゆっくりと入浴できました。今回は事務所からの帰り道に寄りましたので夜でしたが、昼で木々がみえる時が、より気持ちよさそうです。空気もきれいですし、周りになにもないので、とても静か。仲間どうしで、語り合いながらゆっくり入るのもいい。
 ちょっと常連になりそうな感じです。

 2009年1月から株券電子化2008.9.14
 2009年1月を目処に、上場会社の株券が電子化されます。
株主の権利は、これまで株券という紙の形で管理されてきましたが、株券電子化により上場会社の株券は、コンピュータ上の口座で管理され、株券自体は無効になります。

1. もし、株券が手元にありましたら
 裏側を見て、名義人が誰かを確認しましょう。もし他人名義であれば、急いで名義書換をしなければなりません。自分(自社)名義であっても、発行会社の名称等が合併などで変わっていることもあるのでチェックしましょう。

2.他人名義だったら
 名義書換の手続きは、株主名簿管理人(信託銀行が多い)に問い合わせます。株主名簿管理人は、配当金通知書などの封筒の差出人になっています。分からない場合は、発行会社に問い合わせて確認してください。

3.株券が自分名義であれば
 株券電子化後には自分(自社)の名義で、発行会社が開設する「特別口座」で電子的に管理されますので、株主の権利を失うことはありません。

4.非上場会社の株券は
 株券電子化の対象外です。すでに発行済みの株券については、引き続き有効ですので、譲渡は、株券の交付によって行うことになります(株券不発行会社を除く)。

 小田原城薪能ご招待・関与先の皆様へ2008.9.6
 当事務所のすぐ近くの小田原城前にて、恒例の薪能が今月26日行われます。夜空に青く浮かぶ小田原城天守閣を背景に、謡と舞がかがり火に映えて幽玄なドラマが繰り広げられます。
 私も昨年はじめて見まして、その雰囲気を堪能したしました。
今年もぜひ、と思っていますが、今回は日頃お世話になっております関与先様より、1組(2名)様をご招待したいと思っています。先着順となりますが、当事務所のHPの「お問い合わせ」のフォームよりお申し込みください。詳細は下記のとおりです。
「お問い合わせ」フォームへの発信到着順となりますので、ご了承ください。

●日時 9月26日(金)
    17:30〜20:00
●場所 小田原城本丸広場(雨天時は市民会館大ホール)

《演目・演能者》
 仕 舞「鵜の段」       中津川 悦子
    「松虫」キリ       杉崎 二郎
 舞囃子「屋島」        田邉 哲久
 狂 言「隠狸」         三宅 右矩
  能  「葵上」梓之出     観世 恭秀

 

 研修レポート・企業黒字化のための財務分析とアドバイス2008.9.5
 本日は、公認会計士・宮城大学名誉教授である天明茂先生の研修に参加いたしました。
 財務分析や経営計画などで有名で、私も著書を読んだり、とても注目していた先生の一人です。
分析数値の話からスタートするかと思っていましたら、「会計は、目に見えない幽なる世界(貸方)が原因となって、目に見える顕なる世界(借方)を司る、宇宙のバランス計算である」と、はじまりました。たとえば、ローンで建物を建設した場合は、借方の見える顕なる世界は建物、見えない幽なる世界は貸方の借入金です。貸借対照表を本質を感じました。
 企業の黒字化のためには、幽なる世界である、社長の経営理念や企業文化が大切で、それが因となり結果(黒字)になる、とのお話でした。人生論にもつながる、とても深い研修会であり、当事務所にて11月に開催しますセミナーにもつながるものとなりました。

 今月のおススメ・ニュース 2008.9.2
当事務所が責任を持っておススメする情報を掲載しております。

今回は、かさねとんかつ「かつ銀」さん。http://www.ni-g.co.jp/kmise.htm
昨日、三島大社へお一日参りの後、ランチにて食事いたしました(沼津 東椎路店)。
 ジューシーな美味しい、とんかつ。そして、ご飯・味噌汁・キャベツ・サラダ・デザート・飲み物などがバイキング形式になっていて、腹ペコには大変ありがたいです。
座席もゆったりとして、秋に企画しているセミナーの打合せが、楽しく盛り上がりました。
 三島・沼津方面では、またぜひ立ち寄りたいお店です。

 今月のことば2008.9.2
粘り強さと決断こそが、絶対的な力を持つ

 レイ・クロック(米国・マクドナルド創立者)

 HP更新 「相続相談」 「セカンドオピニオン」2008.8.30
 昨日、当事務所のHPを、インターネットコンサルティング アルクジャパンの遊佐代表と打ち合わせをし、更新いたしました。遊佐代表は、HPのことのみならず、営業全般に関するコンサルタントであり、いつも的確なアドバイスをしてくださり、感謝しております。今回は、「相続相談」・「セカンドオピニオン」のメニューを追加しました。
 最近は、相続税を含めた、相続・贈与に関する相談を多く頂きます。それも、食事しながらや神社参りの道中など、ふとした会話の中で、「ちょっと聞きたいんだけど・・・」という感じです。私はここに、税理士の社会的使命を感じました。税理士はもっと身近に相談にのれる存在であるべきです。そこで、セカンドオピニオン税理士、という立場で、既存の顧問税理士がいる方は勿論のこと、一般の方も気軽に質問できる税理士、という役割をすすめていくことにいたしました。ぜひ、ご活用ください。
また、各分野の専門家の方の協力を頂き、「セカンドオピニオン」に関するネットワークを確立していくつもりです。志ある方のご参加をお待ちしております。

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