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将来どのような規模に会社をしたいか、などビジョンを決めておくとよいでしょう。
株式可能発行数など株式に関してや、会社の機関に関しての方針がきまると思います。
また、会社の目的は、今後考えられる事業展開から多めしておけば、その都度目的を追加登記する手間が省けます。 |
・ | 事業年度(決算月)は、繁忙期でないほうがよいでしょう。繁忙期ですと、実務的にも負担がありますし、基本的には売上げが上昇する時期ですので、決算の予測が難しくなります。 |
・ | 会社設立後は、税務署等に設立の届けをします。税務上、特に重要な届出は、「青色申告の承認申請」です。青色申告は様々な特典があり、原則、設立3ヶ月以内の申請です。会社設立後に、税務署か税理士等に一度相談して確認することをおすすめします。 |
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会社設立Q&A
質問 株式会社を設立したいと思いますが、会社設立までの費用、期間、簡単な流れをおしえてください?
1. 会社設立の費用
法定費用(法律的に設立に必ず掛かる費用)で、約25万円掛かります。
(内訳:定款認証手数料約52,000円、定款貼付印紙代40,000円、登録免許税150,000円等)
これに、会社の代表印作成費用などで、数万円予算をとっておく必要があります。
したがいまして、合計で約30万円です。
2. 会社設立までの期間
すべての手続きを考えますと、早くて2週間前後、多めに見て1ヵ月程度です。
法務局の混雑具合によって日数は変わってきます。
1月ですと法務局の年末年始のお休み明けになりますので、混雑が予想されます。
多少日数が掛かることを前提で準備されることをおすすめします。
3.会社設立のおおまかな流れ
A | 会社の概略を決める。 |
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会社の商号(名前)、本店の住所、会社の目的(仕事の内容)
会社の目的は、今後やってみたい仕事の内容も含めて考えてみてください。 |
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B | 法務局での類似商号の調査 |
| 会社の本店がある市区町村内に同様の仕事内容の会社で、同じ商号または類似(似ている)の商号の会社が無いかどうかと調査します。本店の住所地を管轄する法務局にて行います。 |
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D | 定款の作成及び定款の認証 |
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会社を運営していく上での基本的なルールである定款を作成します。
基本的なフォーマットは書店などで手に入れることができます。
作成した定款を公証人役場で認証を受けること、法的な効力を持ちます。 |
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E | 出資金の払込み |
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定款の認証を受けたら、出資金の払込みをします。
資本金と同額を預金通帳に入金(振込)して、そのコピーをとります。
資本金を金融機関に振り込んだことを証明するためです。 |
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F | 登記申請書等を作成し、法務局へ提出する。 |
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議事録などの必要書類と登記申請書を作成して提出します。
会社設立の登記を法務局に申請した日が、会社設立の日(誕生日)になります。 |
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G |
会社設立完了(登記完了)
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| 申請より1〜2週間程度で会社の登記簿謄本が取得できます。 |
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