報徳訓B 

 子孫の相続は、夫婦の丹精に在り

 現代社会を形造っている人々は、それぞれの精神を受け継ぐべき子孫について大きな義務と、それに伴う期待をもっております。
各個人の心を受け継ぐ、或いは家を継ぐ、引いては国家社会、人類歴史の使命を継ぐべき若人達の進歩発展をいうものは、これ一口に一円融合の精神をもって成される事であります。
その基礎となるべき人造りの根本は、天命により授かった子供への両親の行状品行に他なりません。

 二宮先生の道歌より

 昔まく木の実大木(おおき)となりにけり
  今まく木の実のちの大木ぞ
 
 良き後継者を残すにはそれ相当の必然性を必要とするでしょう。
その根本を先生は、

 天地(あめつち)の和して一輪ふく寿草
  咲けやこの花幾世(いくよ)ふるとも

と、和の重要さをといておられます。


報徳訓A

 身体の根元は父母の生育に在り

 過去・現在・未来において、全くおなじものでありえない、そのように貴重な身体はいうまでもなく父母より授かったものであります。
言いかえれば父母の分身であります。
この父母が我身に施した徳とは限りない愛情とあゆまない養育努力以外の何ものでもありません。
しかしながら父母の生育という事もさる事ながら、その父母の根元である天地、この恵みなくしてはとうてい現在はありません。


報徳訓@

 父母の根元は天地の令命にあり。

二宮先生は、万物の根元を神としてうやまっておられました。
また、幼い時に亡くなられた御両親を思うにつけても我身の貴さを深く考えておられました。

 父母もその父母も我身なり
  我を愛せよ我を敬せよ

とは、天地の令命すなわち永遠の真理を悟られた先生の真の御言葉といえましょう。


25年6月1日 月次祭 参加 

 月次祭に、家族で参加いたしました。

 今月の15日は、関与先のFBL鰍フ早川代表が、月次祭に一緒に参加予定です。報徳二宮神社の社務所前に8時50分集合です。どなたでも参列できますので、お気軽にご参加ください。  吉田

 月次祭では、その式典のなかで、「報徳訓」を唱和します。

 報徳訓

 父母の根元は天地の令名(れいめい)に在り

 身体の根元は父母の生育に在り

 子孫の相続は夫婦の丹精に在り

 父母の富貴(ふうき)は祖先の勤功に在り

 吾身の富貴は父母の積善に在り

 子孫の富貴は自己の勤労に在り

 身命(しんめい)の長養は衣食住の三(みつ)に在り

 衣食住の三は田畑山林に在り

 田畑山林は人民の勤耕に在り

 今年の衣食は昨年の産業に在り

 来年の衣食は今年の艱難(かいなん)に在り

 年々歳々報徳を忘るべからず


真理を表現した訓示と思います。
今後少しずつ、解説を載せていきます。


25年5月1日 月次祭 参加

報徳二宮神社の月次祭に参加してきました。
1日と15日に行われいます。できるだけ、参加したいと思います。ご希望の方、事務局の吉田会計まで、ご連絡ください。 会長


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